2011年10月4日

InterBase 7.1のアンインストールで発生する問題とその解決方法

InterBase 7.1をアンインストールするときに発生する問題とその解決方法。2回連続現場ではめられたのでメモ。
  • 前提条件
    InterBase 7.1に関する Q & Aにあるように、Java VM 1.3.1または1.4がインストールされている必要がある。古いJREはOracle Java Archiveからダウンロードできる。

  • アンインストーラがフリーズする
    FlexeraのKBによると原因は

    1. ディスクの空きが足りない
    2. アンチウィルスソフトウェアかPCAnywhereが動作している
    3. Dell OpenManagerが動作している
    4. ビデオカード/ドライバとの相性
    5. ディスプレイのハードウェアアクセラレーションとの相性

    ということなので、

    1. システムドライブの空き容量を確認する
    2. アンチウィルスソフトウェアやPCAnywhereがインストールされていたら停止する
    3. DellのPCでOpenManagerが動作していたら停止する
    4. アンインストーラの実行ファイルと同じ場所(InterBaseのインストール先のUninstallerDataフォルダ)にある"Uninstall InterBase 7.1 .lax"に
      lax.nl.java.option.additional=-Dsun.java2d.d3d=false -Dsun.java2d.noddraw=true
      を追加する
    5. ディスプレイのハードウェアアクセラレーションを無効にする

    ことで回避することができる(らしい)。

  • アンインストーラが"Windows エラー 3"でエラーになる
    同じくFlexeraのKBによればアンインストーラが対応していないJVM (1.)6以降を使用してしまうのが原因のようで、コマンドプロンプトでアンインストーラのある場所(InterBaseのインストール先のUninstallerDataフォルダ)に移動しておいて、
    "Uninstall InterBase 7.1 .exe" LAX_VM "C:\Program Files\Java\j2re1.4.2_19\bin\java.exe"
    と、パラメータに"LAX_VM"(すべて大文字で)およびjava.exeの絶対パスを指定することで使用するJVMを明示的に指定できる。この場合"コントロールパネル"の"プログラムと機能"あるいは"プログラムの追加と削除"の一覧からInterBaseが削除されないので注意(改めてアンインストールしようとするとアンインストーラが見つからないので一覧から削除するかどうか確認されるので削除するを選択すればよい)。

ちなみにいずれもInterBaseそのものが悪いわけではなく、InstallAnywhereがJava(JRE)の環境を正しく認識して処理できないのが原因。

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